優しい言葉の魔法

まだまだ捨てたものではない

人生はまだまだ捨てたものではない。
生と死と幸福についての哲学的な悩みは尽きないけれども、
四十代は老いと若さの中間にある。
失くしたと思った髪も生えてくる可能性はあり、死に場所を見定めなければならない
ほど切羽詰まっているわけでもない。
時間はあるのだ。と、茜は考えることにした。

~『花桃実桃』p198~

「ミッドライフクライシス」(中年の危機)という言葉があるそうです。
人生の折り返し地点を過ぎるころ。
仕事をしていてもしていなくても、子供がいてもいなくても、
今まで何となく感じていた「老い」が、いろんなところに見え隠れしだす時期。

育児が少し楽になったり、親の介護が始まったり、自分自身の体力の衰えを感じたり。
そんなこんなで、漠然とした不安が大きくなったりします。

中島京子さんの『花桃実桃』。
なんとなく本屋さんで気になって手に取り、読みました。
43歳のシングル女子・茜が主人公です。
環境は違えど、感じることは同じだな・・・と
不安が少しやわらぐというか、落ち着いた気持ちになれる言葉でした。

「私を励ます、優しい言葉の魔法」

このカテゴリーでは、
自己肯定感の低い私への、応援の言葉をつづっております。

 

ABOUT ME
まる
1976年生まれ。 静岡県在住の主婦。男子2人の育児中です。