・時短家事がうまくいかない!
・子どもと長時間あそぶのが苦手
・子どもといるとイライラする~!
・食洗機、持ってないよ~!
こんばんは。すずです。
9歳・3歳の男の子がいる、専業主婦です。
毎日ドタバタです。
子どもが小さいころは親の愛情をたくさん欲しいもの。
こんなかわいい時期は今だけ!
いかに子どもの心と向き合うか。
家事を早く終わらせて子どもたちとの時間を確保すべき。
そんなことを、いろんなところ(書籍や育児ママブログなど)から見たり聞いたりしていました。
私も家事をぱぱっと終わらせ、子どもが望むことをたくさんしてあげて、
たくさん遊んであげて、子どもと向き合っていかなくちゃ。
そう思い、時短家事(週末の作り置きや掃除は15分!と決めてやる、洗濯は夜中に干すなどなど)をやっていたのですが、
なかなかうまくいきませんでした。
週末に作りおきすると、週末子どもと遊ぶ時間が減ったり、
掃除は15分!と決めていても、その間に何度も子どもたちから呼ばれ、中断され。
洗濯は夜、子どもたちが寝たら干そう、と決めていたのに、子どもたちと一緒に寝落ちして
朝まで干されなかった洗濯物は、くさくなって洗濯機の中に入ったまま・・・。
どれもなかなか上手くいかず、イライラしっぱなしの毎日。
何か解決策はないものか・・・そう思い、考えたすえ・・・
私に合っていた家事は、[keikou]時短ではなく、こま切れ[/keikou]だったということを発見したのでした!
こま切れ家事にしてから、それまでのストレスやイライラがぐぐーんと減りました。
今日は私がやっているこま切れ家事の中から、食器洗いについて、書いていきます。
(そうは言っても、食洗機をお持ちの方には不要な記事です・・・)
目次
すず式、食器洗いの方法
食事ごとに流しに置かれるたくさんの食器。
集中して洗ってしまえば、20分もあれば終わるでしょうか。
でも、小さい子がいるといろんなお世話をするため、途中途中で中断されます。
20分ずっと食器洗いをするのはなかなか難しいです。
(テレビ見ててくれれば、その間にできますが・・・)
そこで!私は考えた!
ゴール→20分で食器を洗う
ではなく。[keikou]ちょっとずつ小さなゴールを設定し、最後の「食器を洗いおわる」という大きなゴールへ向かおう[/keikou]と。
うちは家族4人。
朝ごはんの後には、こんな感じで積まれています。

・・・ぐちゃぐちゃですね・・・。
まずは、簡単に残飯や汚れなどを軽く取り除きます。
トイレットペーパーが使いやすい。安いし!
(この写真は記事用なので、先に残飯や汚れは取り除いてあります。
ふだんはもっと汚いです・・・)
その後、食器を[keikou]グループごとに分けます。[/keikou]
グループごとに分けるだけで、ちょっとスッキリしました。
この間、30秒ほど。
あっという間です。
ここで次男がやってきて、「絵本読んで~!」。
はいはい、読みましょう。
グループ分けまで進んでるし、今なら絵本も読めるよ♪
絵本を読み終わり、次男が電車のおもちゃで遊んでいます。
さて、食器洗いの続きといこう。
汚れの軽いものを洗う。
私は、お箸やコップを先に洗います。
この位の量だと、1・2分で洗えます♪
次男は電車に夢中です。
よし、次の行程まですすめる!
お茶碗などの軽い汚れの食器を洗う。
お茶碗4つ、味噌汁椀4つに落としぶたやフライ返し。
こちらは3分くらいでしょうか。
あ、次男、電車が脱線して泣き出した!
はいはい、どうしたの?
次男が落ち着くまで、いったん中止。
泣いていた次男でしたが、電車が復活してまた遊びだしました。
一人でも遊べそうだったので、私は食器洗いに戻ります。
次は、油のついたもの。
そんなに枚数はないので、こちらも3分ほどで終わりました。

ゴール!
こんな感じです。
そう。こま切れにやっていく!
それが私のお茶碗洗いです!
最初に洗うのは、お箸やスプーン、そしてコップ。
↓
お椀などの汚れの軽いもの。
↓
そして最後に、油を使った料理のお皿、鍋などを洗っていきます。
時短よりもこま切れにしようと思ったキッカケ。
小さい子がいるおうちって、大抵ドタバタしてますよね。
ご飯食べさせたり、オムツ替えたり、トイレ連れていったり。
もちろん、たくさん遊んで、絵本も読んで。
24時間365日、子どもと一緒。
自分のことより、子ども優先な日々が続きます。
思うように進まず、だんだんたまっていく家事。
[keikou]それと同時に、ストレスも知らず知らずのうちにたまっていきます。[/keikou]
昔、『今日』という詩を読んだことがありました。
『今日』 (伊藤比呂美 訳)
今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた(中略)
人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とかわたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えたほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだってそしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
この詩を初めて読んだ時は、私もウルっとしました。
そうだよね、そうだよね、と共感の嵐でした。
私、ちゃんとやってるよね・・・・涙
そんな気持ちで少し前向きになって、子どもと一緒に寝落ちしてしまい、
朝、台所に来て愕然としました。
昨日の夜ごはんの食器、片付けてない・・・
あわわわ・・・
大変大変!食器洗わなきゃ!
朝ごはん作れないじゃん!
もちろん、こどもたちと過ごすのは、大事なことなんです。
何にもしなかった訳じゃない。
でも。
ご飯を作る、食器を洗う、洗濯をして掃除をする。
こういう日常のタスクだって、
[keikou]最低限でも、私がやらなきゃ回らないのです!(涙)[/keikou]
こま切れにして良かったこと。
簡単にゴールに行きつける、達成感が味わえる。
今回の食器洗いには、小さなゴールがいくつもあります。
・残飯をふきとる
・グループごとに分ける
・コップを洗う
・残ったお皿を洗う
などなど。
ポイントは「こんなの30秒で終わるわ」というくらい、ふだんなら短すぎと思われるくらいのところに、
ゴールを設定すること。
そして、見た目もはっきり分かるようなゴールにすること。
そうすることで、少しずつですが、確実に「食器洗い終了」という最終ゴールに
近づいていくのが分かります。
子どもにイラっとしてしまった時に、離れる環境を作ることができる。
当然ですが、子どもも私とは違う人間です。
分かり合えなかったり、一緒にいるのがつらくなる時も。
自分に余裕があるときなら、子どもが牛乳こぼしたって「あら、自分で牛乳入れてみたかったんだね。
ナイスチャレンジ!」と笑顔で対応できます。
でも、朝から食器洗ってご飯作って。
作ったものを子どもが食べずに落胆し、子どもに食べさせた後に自分が食べる頃には冷え切ったごはん・・・
ため息が出てる時に牛乳こぼされたら・・・
ムキーっ!!ちょっとちょっと!!牛乳こぼさんといてよ!!
怒られた子ども、大泣き!!
はあ・・・と、更にため息・・・
そんなこともあります。というか、日常茶飯事です。
こういう時に、30秒で出来るこま切れ家事をやる。
「お母さん、ちょっと食器片づけてくるね」と言って、30秒だけやる。
その間に、「余裕なくてイラっとしちゃったね・・・よくやってるよくやってる!」とクールダウンできるし、
家事は進むし、30秒なら子どもを待たせているという罪悪感を感じるほどではない。
この[keikou]少しの時間でも離れること[/keikou]が、専業主婦の子育ての大事なポイントなんです。
摩擦を起こす前に、離れる!
ついでにちょっと家事!
私はすごく助かっています。
家事そのものを、子どもと一緒に楽しめる。
こちら、次男が食器洗いに興味を持っていたので、一緒に洗ったりしたあとに
次男が遊んでいる写真です。
私、正直言って、子どもと遊ぶのが苦手なんです。
毎日、午前中遊ぶのだけで精一杯でした。
(今は幼稚園に通っているので、午後の2・3時間くらいは一緒に遊べています)
子どもの遊びに一日付き合うのがしんどい時は、こうやって興味を持った家事を
一緒にやっていました。
食洗機があれば、こま切れ家事をしなくともすぐに食器洗いも終わるのでしょうけど、
そうすると、1対1で遊ぶ時間がぐぐっと増えるんですよね。
それはそれで苦手で、悩ましいことでした。
子どもとずっと向き合っていられない・・・親失格だなと思って落ち込んだこともありました。
うちはスペースの関係で食洗機を置けないので、自分で食器を洗うしかないですが、
家事を遊びに変えてしまえば、次男はかなり集中して遊んでくれました。
私は時おり声をかけながら、見守る。
それを次男はとても楽しんでくれていて、ああ、こういうのでもいいんだなあ・・・と
ホッとしたのを覚えています。
もちろん!
私はずーっと子どもと遊んでいられるよ!
という方もいらっしゃると思うのですが、あくまで私は苦手なので、こうやっていろんな工夫をしながら
毎日過ごしていました。
こま切れ家事は他にもいろいろやっているので、また紹介したいと思います。
子どもと過ごすのがしんどいなあ・・・なかなか家事が進まないなあ・・・という方の参考になれば幸いです。