本・読書記録

とにかくかわいい!猫好きさんへ、今年のイチオシクリスマス絵本!

猫のホワホワな毛並みから、習性。

すべてを知りつくした作者の描く猫クリスマス絵本は、

本当にうっとり。ワクワクするお話でした。

cat_1e『そらとぶそりと ねこのタビー』の おはなし

とある真夜中のおはなし。

ねこのタビーは、知らないおじいさんが家の中にいるのに気がつきました。

そのおじいさんは、赤いようふくを着ていて、なんといっても素敵なのはふわふわのブーツ!

思わずすりよったタビー。

おじいさんと仲良くなったタビーは、ミルクを分けてもらいます。

見ると、おじいさんのすぐ横には大きなふくろがあります。

猫って、ふくろとか狭いところとか、入りたくなっちゃいますよね。

そう。タビーもふくろの中に入ってしまうのです。

そのふくろは、おじいさんがプレゼントを入れていたふくろ。

しごとの終わったおじいさんは、ふくろを持って家にかえるために

そりに乗りました。

ふくろの中にタビーがいることには気がつかずに・・・。

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注意)絵本の表紙、見開きの写真は、出版社さんに許可をいただいて撮影、掲載しています。

転載等、一切お断りいたします。

cat_1e『そらとぶそりと ねこのタビー』の みどころ・楽しむツボ

猫と一緒に生活したことあるなら分かると思いますが、

猫はせまいところや袋の中、お布団の間なんかが大好き!

そんな猫のくせのおかげで、タビーはサンタさんのふくろに入り込みちょっとした冒険の旅にでます。

サンタさんのおうちでは、いろんな所をたんけんしたり、猫のおもちゃを発見したり。

あたらしいお友達にも出会えました。

それなりに楽しかったのだけど・・・やっぱり、おうちの方がいいなあ。

そう思ったタビーはサンタさんのそりに乗って、おうちへと帰っていきます。

 

昔、私は里親さがしをしている猫の一時預かりをしていました。

その中に「京花ちゃん」という猫がいました。

彼女のお気に入りは、私のはんてん!

私が着ていないと袖口にもぐりこんで中でくつろいでいました。

もう一匹の猫ちゃんは、つんである布団の間にもぐりこんでいて、

「出かけてくるねえ~」と声をかけると、しっぽをゆらして「いってらっしゃーい」って言ってくれました。

あのころ預かっていた猫ちゃんは、それぞれに里親さんが見つかり幸せにくらしています。

 

猫や犬って話はできないけど、目やしぐさでお話できますよね。

この絵本のタビーも目でサンタさんに訴えたり、おうちに帰りたくてそりに乗って待っていたり。

タビーは話はしないけどサンタさんやトナカイさん、サンタさんのおくさんとのコミュニケーションがていねいに描かれていて、

タビーの心の声が聞こえてくるようです。

この絵本は、作者の飼っている猫の様子を見ていて生まれたそう。

さすがに猫と一緒に暮らしているだけあって、タビーの動きや毛並みの表現がすごくいいなあと思います。

それに、子どもってどっかに行きっぱなしのお話だとすごく不安に思ってしまうんですよね。

このお話も、タビーがサンタさんのところに行って、「気に入ったから帰りませんでした」だと、

モヤモヤっとしちゃうんです。

すてきなおうちがあって、ぼうけんをして、またすてきなおうちに帰ってくる。

主人公を自分とおきかえて絵本のお話を楽しむ子どもたち。

やっぱりさいごはおうちへ帰ってお話おわり。

で、お話の中からも無事に帰ってくるんですね~♡

 

それにしても、本当にふわふわなタビー。

あずかり猫達のホワホワの毛並みを思い出し、「あー猫ってやっぱかわいいわ」と改めて思ったのでした。

 

ABOUT ME
元書店員 すず
1976年生まれ。 静岡県在住の主婦。男子2人の育児中です。 6年ほど書店で働いていました。 いろんな本を読んで、幸せな時間を増やしたいと思っています。