電車好きな子がハマるもの。それは・・・

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私の知り合いのお子さんは、「ふみきり」が大好きです。

長男ゆうくん、次男とっくんも電車大好きです。

そんな電車好きな子どもたちへおくる絵本があります。。

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『ふみきりくん 「こどものとも年少版」 2016年11月号』

えのもと えつこ 文 / 鎌田 歩 絵

福音館書店 2016年10月発行

 

『ふみきりくん』の おはなし

駅のそばのふみきりくん。

毎日さいしょの電車からさいごの電車まで、

電車がくるたびに赤い目玉をひからせて「かん かん かん かん」とならします。

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だんだん人がふえてきて、電車の数もふえてきました。

急行や特急を見送り、時には無理にわたろうとするトラックを「とまれ!とまれ!」と

遮断機をさげて止めます。

さいごの電車を見送ると、今日もふみきりくんの一日がおわるのでした。

 

こどもポイント

ふみきりが主役のえほん、なかなかないですよね~。

「かん かん かん かん」と鳴るときに赤くピカピカするところを

目にみたてて、ふみきりくんを人のように設定しています。

ふみきりや電車がたくさん出てくるので、電車大好きな子はすごく喜びます。

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急行に特急。びゅわーん!

とっくんはこの場面が一番好きです。

絵の中でも、男の子がおじいちゃんと一緒に見てますね~。

いるいる、こういう子。

お話自体は1日のながれにそって進んでいく、すごくシンプルなお話。

とっくんも無理なくついていけてます。

どのページにもふみきりや電車が出てくるので、それだけで電車好きな子は楽しめそうです。

 

とっくんは本当にこの絵本がお気に入りで、毎日読んでいます。

私たちがいつも乗る電車の駅にも同じように真横にふみきりがついていて、

そのふみきりを想像しながら聞いているのかもしれないな。

 

電車大好きな子どもたち。

そんな我が家の子どもたちがハマっている歯みがき絵本。

こちらもおススメです♡

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おとなポイント 読み聞かせのコツ

シンプルで柔らかい絵と、すっきりとした文章。

どちらも無理がないので読みやすいです。

ただ、ハマっちゃう子は何回も読みたがって、こっちは飽きちゃうかもしれません。

じっさい、とっくんも毎日5回はよんでます。

この絵本は鎌田さんの絵がとってもやわらかで、それだけで私はほのぼのとした感じに

なって読みやすいです。

でも、飽きてきたなーと思う時は、通行人は何人いるかとか、どんな表情をしてるかとか、

どんな服を着てるかとか、そういうのを頭の中で考えながら読んでいます。

(これ、他の絵本でもよくやってます)

 

作者のえのもとえつこさんは、こんな事を言われています。

 息子も幼いころ電車と踏切が大好きでした。

通りがかりにカンカンカンという音が聞こえると大喜びで、

暑かろうと寒かろうと飽かず電車を眺め、特急電車が猛スピードで走ってくるときの振動や風圧に武者震いしていました。

自分が弱い存在であることを感じている幼い子どもにとって、

電車は強くたくましい存在であり、憧れなのでしょう。

そんな様々な電車の運行を安全に守っている踏切。幼児にとって踏切もまた大きな魅力を持っているようです。

ー「絵本のたのしみ」よりー

実際にえのもとさんも体験されていたんですねえ。

ふみきりや電車の様子がとてもよく分かる文章だと思いました。

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この、「こどものとも」のシリーズは月刊誌なので、来月になると12月号と入れ替えて

売れ残ったものは出版社さんに返してしまいます。

気になる方は、早めに本屋さんでゲットしてくださいね~。

(Amazonは品切れのようです)

☆バックナンバーとして在庫があれば、出版社から取り寄せできます☆

 

注意)絵本の表紙、見開きの写真は、出版社さんに許可をいただいて撮影、掲載しています。

転載等、一切お断りいたします。

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