長男は、何回も書いて覚えるという勉強方法が嫌いです。
小学生の定番、漢字ドリルも、
書くのが苦手で嫌々書いているだけで覚えられません。
漢字の小テストは、だいたい50~70点でした。
学校の宿題(ノートにとにかく書く)では覚えるのは無理そうなので、
なるべく書かずに覚えられるよう、
勉強方法を工夫してみました。
勉強法を変えてからは、80~90点を取れるようになってきました。
1日目。まずは読めるように
書く前に、該当漢字を読めるか確かめるために、ドリルの文章を読んでみます。
まず読めないと、書けないと思うからです。
これは書かなくていい上、読書のおかげか読みは全く問題なしなので、
1分で終了~。
らくちん♪
と、喜んで読んでくれます。
この時に、へんやつくり、漢字の成り立ちを軽く確認していきます。
2~5日目。赤シートを使って、頭の中で書いていく
次にやることは、「頭の中で書く、思い出す」という作業。
書くのが嫌な子に「とにかく書けば覚える!」と書くことを強要しても、
覚えられない上、「勉強は嫌だ!」と拒否反応を示すようになるので、
書くのは最後まで取っておきます。
ひらがなで書いてあるドリルの該当漢字を赤やオレンジのペンで書いておき、
上から中高生がよく使う赤シートをかぶせます。
そして、「頭の中で書いてみて」「思い出してみて」と伝えます。
思い出したら、シートをずらして確認、正解ならオッケー!
違ったらチェックしておき、「頭の中でもう一度書いてみて」と伝えます。
「書いたほうがいい」と言う時は、一度書いたりしています。
これを3~4日ほど繰り返します。
頭の中で書く、イメージするというのが最大のポイント。
そして、できれば熟語や文章でイメージできると後々思い出しやすいようです。
6日目。最後に書いて完了
最後に、ノートに該当漢字部分だけを空欄にして、
残りの文章はあらかじめ私が書いておきます。
そして漢字を書いてみます。
覚えてなかったら、「頭の中でイメージしてね」と伝え、
翌日に書けなかった漢字だけ復習したりしています。
この勉強法のポイント3つ
- たくさん書かなくていいから、勉強へのハードルが下がる
- できるだけ熟語や文章で覚えると、イメージしやすい
- 覚えたい漢字以外は、自分で書くのが嫌なときは書いてあげてサポート
漢字を勉強する目的はなんだろうか、と考えたとき、
「ノートにひたすら書いて」覚えることでは
ないんじゃないかと思ったんです。
漢字を勉強する目的は、
読めて
書けて
適切に使えること
そのために、勉強する本人が一番楽に覚えられる方法があるなら、
ノートにひたすら書く必要はないと考えました。
この方法で漢字を学習しだしてから、
「漢字を書くのが嫌じゃなくなった!」と言うことが増えた長男。
小テストも80点以下を取ることがなくなってきました。
本人に合わせた学習法の工夫、これからも続けていきたいです^^