寒い日でも、心はポカポカに。なつかしさを感じる絵本『おひさまぽかぽか』

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あたたかい日が恋しい時は、こんな絵本を読んでみませんか?

春はもうすぐ、そこです。

 

笠野 裕一 福音館書店 2004-05-20
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by ヨメレバ

 

 

目次

おひさまぽかぽか

『おひさまぽかぽか』って、どんなおはなし?

おばあちゃんが縁側にふとんを干します。

そこに猫がやってきて、ごろーん。

それを見ていたおばあちゃん。

なんだか眠くなってゴロンと横になると、

ふとんを干していたのに気がついていた動物たちや

男の子がやってきて・・・

みんなで一緒にごろーん。

 

『おひさまぽかぽか』みどころ

なんと言っても、このお昼寝団の気持ちよさそうなこと。

赤ちゃんが寝ているのを見るのと同じくらいの幸せ感がおしよせてきます。

 

次男は数日前にとつぜん目覚まし時計がなったのを覚えていて、

ページをめくるごとに「じりじりじりー!」と言っては

寝ているおばあちゃんや動物たちを起こそうとします。

次男の頭の中には、いったいどんな風景が広がっているのでしょう。

シンプルで余白の多い絵からは、子どもたちがそれぞれにいろんなイメージをふくらませる

ことができるみたいです。

この絵本を読む年齢は、2歳ころから4歳ころまで。

いろんなことをイメージしながら目をキラキラさせて絵を見ている子どもの姿を見ていると、

安心しきった顔でスヤスヤと眠っていた赤ちゃん時代の顔、

たくさん遊んだあとのお昼寝の姿。

いろんな寝顔まで思い出してしまいます。

もちろん、夜泣きで辛かったことや、癇癪を起こして泣き疲れて眠ってしまった顔を見て

どうしようもなくて落ち込んだ日もあります。

そんなことも過ぎてしまったこととして感じられるようになると

過去って美化されちゃうのでしょうか。

記憶が薄れているからか、この絵本を読んでいると「あ、大変だったこともあったけど、

寝てる時はかわいかったなあ」なんて、幸せを感じてしまいます。

 

寒い日でも気持ちはポカポカ

昨日は、久しぶりに冷たい雨の降った静岡。

3月だというのに、真冬に戻ってしまったかのような寒さでした。

先月何となく買ってみたこの絵本。

次男(2歳8ヶ月)が夢中になると同時に

私もあったかいお日様のひかりを求めて、絵本の中に吸いこまれてしまっています。

こんなすてきな縁側は、今の住宅街ではそうそうお目にかかれないものとなっていますね。

おふとん干して、その上でお昼寝なんてなかなかやれるものではありません。

でも、きっと昭和に少女時代をすごしたママさんになら

縁側で日なたぼっこのすばらしさが分かっていただけるのではないでしょうか。

お天気の良い日におふとんを干して、その上に座ったり寝転んだり。

ふと空を見上げると、白い雲がぽっかりと浮かんでいて、のんびりゆっくりと流れていきます。

時間の流れがとても穏やかで、ついついリラックスして眠くなってしまって。

そんな時に、自分ひとりだけではなくて

いろんな動物たちや子どもも一緒にお昼寝ができるなんて。

こんな展開は絵本ならでは。

お日さまのポカポカした光を存分に味わえて、

私も次男もなんだか心もポカポカになるのでした。

 

タンポポがちらほらと咲きはじめていたり、木々の新芽も見えてきていますが

今日も引き続き寒い1日。なんと氷の粒が降りました。

お日さまのポカポカな陽ざし、恋しい日が続きます。

 

注意)絵本の表紙、見開きの写真は、出版社さんに許可をいただいて撮影、掲載しています。

転載等、一切お断りいたします。

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ついでに・・・

こっちも春を待つのにぴったりな絵本です。

3歳くらいから楽しめます。

間瀬 なおかた ひさかたチャイルド 2012-02-01
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