ペンギンのきょうだい、
おねえちゃん、ペンちゃん、ギンちゃん。
あしたは きょうだい 3にんだけで
れっしゃの たびに でかけます。
ー『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』よりー
『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』 あらすじ
ペンギンのきょうだい、おねえちゃん・ペンちゃん・ギンちゃん。
きょうだいだけで、列車の旅に出かけます。
行き先は、おばあちゃんのうち!
まずは準備。
おねえちゃんは、切符、おさいふ、おみやげ、歯ブラシ
ペンちゃんは、水筒や歯ブラシ、3人のうきわ
ギンちゃんは、ぬいぐるみ、車のおもちゃ、歯ブラシ。
それぞれに荷物を持って、駅へ。
電車に乗る前にお弁当買って、しゅっぱーつ!!
電車の中では、お弁当を食べたり、外の景色をながめたり。
旅は順調に続いているように見えたのですが・・・・
あれ?
切符?
どうしたっけ・・・??
著者紹介
工藤ノリコ
絵本作家・漫画家。
主な絵本に、『ノラネコぐんだん』シリーズ(白泉社)、『ピヨピヨ』シリーズ(佼成出版社)、『ペンギンきょうだい』シリーズ(ブロンズ新社)など、多数あります。
関連リンク
→公式ホームページ(ただいまリニューアル中)
→出版社さんの書籍紹介ページ
→出版社さんインスタグラム
『ぺんぎんきょうだい れっしゃのたび』 みどころ
先日、私は子どもたちと一緒に新幹線に乗りました。
新大阪で乗り換えのため、ホームを移動。
次男に新大阪までの切符を持たせていました。
そして、清掃中の新幹線を並んで待っていたところ・・・
次男「ない!ない!きっぷ!きっぷ~!!!」
私「え?落としちゃった?」焦
次男「ないの~!!泣」
後ろのおじさま「はい、これ。落としたで」
次男「ああーきっぷー!!」
私「ありがとうございますっ!」
というやり取りがあったのですが・・・
なんと、同じ場面が『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』にも!!
それが、こちら!
まさかの出来事に、私も子どもたちも、びっくり!!
こんなことってあるんですねえ。
しかも、この絵本は長男・次男共に大好きで暗記するほど読んでいたので
一瞬で「ペンギンきょうだい!!」と思い出し、みんなで大騒ぎになりそうになりました。
このペンギンきょうだいの切符を拾ってくれたアザラシ?さん。
夫は「寅さん」と呼んでいます。
なぜかというと・・・電車の発車の時にマドンナと思われる人物が手をふっているから、だそう。
工藤ノリコさんの絵本の楽しみは、主人公だけではなく、周りの登場人物それぞれのストーリーも細かく描かれているのを発見するところ。
この「ペンギンきょうだい」はシリーズで4冊出ていて、ペンギンきょうだいがあちこちを
いろんな乗り物を使って旅をします。
そして、この「寅さん」も随所に登場。
最後にペンギンきょうだいがおうちに帰ってくる時に、同じバスに乗って
同じバス停で降りますよ♪
そういったサイドストーリーも楽しみながら、シリーズ4冊、読んでみてくださいね♡
うちでは特に「れっしゃのたび」と「バスのたび」が人気です♡