絵本の読み聞かせ、いつからどうやってすればいいの?
こんにちは。
今日は「絵本っていつからどうやって読み聞かせする?てか、自分は絵本あんまり読んだことないし・・・どうしたらいいの?」というあなたと一緒に
3つのポイントを考えてみたいと思います。
絵本の読み聞かせって何がいいの?
そもそも、絵本の読み聞かせって、何がいいの?てことですが。
- 子どもの脳の発達にいい
- 想像力が育つ
- 親子のコミュニケーションにいい
- お勉強ができるようになる
と、こんな感じですね。
私が7年間読んできて良かったなあーと思うのは
「親子のコミュニケーション」として、とても良い時間が取れたこと。
親子であっても他人、最初から信頼関係があるわけではないんです。
だから、質の高い、よいコミュニケーションをしながら信頼関係をつくっていくのですが、
よいコミュニケーションを取るのに、うちでは「読み聞かせ」がとても効果的でした。
1 いつから?いつからでもOK
じゃあまずは「いつから?」ってことですが、
いつからでもいいよー って思います。
(え?あれ?結論でちゃったな・・・)
うちは男の子2人ですが、うちの場合どうだったか、を振り返ってみたいと思います。
我が家の場合
長男(現在7歳)がお腹にいる頃に読んでみたことがあります。
胎教にいい と教えてもらって。
結果・・・3日でやめました(笑)
一人でぶつぶつ言ってるのが、どうしても無理だったので・・・
生後4か月くらいからよく読むようになったと思います。
長男は割とおとなしく、最後まで聞くタイプ。
それは今でも変わりません。
次男(2歳3か月)は、お腹にいたころにはまったく読んでいません。
一人目の時ほど時間によゆうがなかったので。
でも、次男は生後0か月から読み聞かせをしていました。
読み聞かせといっても、本人は全く分かっていなくて、
「なんだコレ?」って感じだったと思います。
こちらとしても、一緒になって寝ころんで「はい休憩~」って感じで
とてもとても読み聞かせをしているとは言えませんでした(笑)
今は
長男も、次男も、それはそれは絵本が好きで。
長男はもちろんですが、1歳代では読み聞かせの途中で走りだしたり
絵本を持ってくるだけで満足して、読まずにまたほかの絵本を持ってきたりしていた次男も、
2歳を過ぎたころから毎日20冊くらい読むようになりました。
最近では、自分でページをめくりながら読んだりもしています。
始める時期よりも大切にしたいこと
お腹の中にいる頃から読むのは、お母さんの優しい声をたくさん聞くことができて
赤ちゃんも喜ぶので、楽しくできる方はぜひぜひ、やってみてください。
そして、生まれてすぐから読んでも読まなくても、読む子は読むようになります。
いつからでも大丈夫!!ってことですね。
私が思うに、いつから読み始めるか、ということ以上に大事なことは
「子どものため」に読まない。
「わたしが楽しかったら」読む。
これだと思います。
あなたのため、とガマンして読んでも、ちょっとイヤイヤな気持ちが伝わって
「なんだかなあ」って子どもが思うと、そんなにいいことないんです。
こっちも、ガマンして読んでやってるのに!ってイライラもするから、
無理にガマンして読むくらいなら、べつの遊びをしたほうがいいんじゃないかなあって思います。
外で遊ぶとか工作するとか。
ママやパパが楽しくやってることは、「あ、なんか楽しそう~」って子どもも思えるし、
お互いに楽しい時間をすごせてストレスフリー(^^♪
だから、まずは読書をあなた自身が楽しめることにしてほしいなと思うわけです。
2 自分自身が好きな絵本をみつけよう
「自分が楽しく」と言われても、本屋さんにはたくさんの絵本があるし、
どんな絵本を選べばいいのかわからない。
そんな方へおすすめなのが、「図書館」。
絵本を買うとなると、けっこう高いんですよね。
私は一度にあれもこれも欲しくなって買うタイプですが、
すぐに1万円をこえちゃってレジで焦ることがしょっちゅうあります・・・。
その点、図書館なら無料で借りれるし、いいと思えばまた借りてもいいし、買ってもいい。
プレママのうちに色々読んでみるのもおススメです。
でもでも、図書館に行ったって、絵本たくさんあるじゃないかあ~!
どれがいいのか分からん~!!っていう方にさらにおススメなのが、
「司書さんに聞く」です!
図書館で司書さんに「おススメの絵本」を聞いてみる
先日偶然見たテレビで、尾木ママがおっしゃっていました。
「子どもがどんな本に興味があるか分からなかったら、図書館の司書さんに面白そうな本を
探してもらえばいいのよ~」と。
そうなんです!
司書のだいじなお仕事の一つに、「レファレンス」というものがあります。
*レファレンスとは・・・
レファレンスサービス(reference service)とは、図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務である。また、需要の多い質問に対して予め、書誌・索引などの必要な資料を準備・作成する作業もこれに付随した作業であると言える。
ーWikipediaよりー
ちょっと難しく書いてありますが、要するに
「図書館にきた人の疑問に対する答えがのってる本を探します」
っていうお仕事です。
司書さんは、レファレンスの達人!
毎日いろんな疑問・質問に答えています。
「絵本を読んでみたいけど、どんなものがいいか分からないんです」って
言ってみてください。
きっと司書さんは一緒にさがしてくれます。
ついでに本の位置とか並び方とかも教えてもらっておくと
検索機などで検索した本を探すときに困らなくていいですよ。
3 「絵本」という楽しいすてきなものがある、と分かるまでには時間がかかることもある。
赤ちゃんにとっては何もかもがはじめての体験。
絵本も、最初は「なにコレ?」って思ってるよね、きっと。
よくファーストブックを6か月検診の時にいただくのですが、
急に「絵本っておもしろい」なんてなる訳はないのです。
なので、生まれてからすぐだろうが、生後3か月だろうが、1歳だろうが、しばらくは
絵本の内容よりも「これは絵本っていう、お話を楽しむもの」という絵本の存在自体に
気がついてもらう期間が必要じゃないかなあって思います。
ほら、よく離乳食も母乳やミルク以外の食べ物になれる練習って言いますよね。
同じことです。
食べさせてみながら「これは好きそう」「これはイマイチ」とか
赤ちゃんの反応をみているママさんパパさん、多いと思います。
そんな感じで、絵本もいろんなものを見せてみて
「車の本が好きそうだな」
「虫の本はイマイチかな」とか、赤ちゃんの表情を見てみてくださいね。
最初は分からないかもしれませんが、いろんな絵本を見せているうちに
ちがった反応をすることが分かってきます。
赤ちゃんはまだ視力がよわいので、本当に最初のころは
- 黒や赤などのはっきりした色合いの絵本
- 単純なストーリー
- 聴覚は発達していてよく聞いているので、音(喃語)の楽しいもの
こういう絵本をえらんでみるのもおススメです。
うちで生後6か月ころまでによく読んでいた絵本は、また別の記事で紹介しますね。
そして、おうちが「いつでも読みたいときに読める場所」であることも大事なポイントかなと思います。
うちでは、1階のリビングに家族それぞれの本をまとめておいておく場所があり、
2階の廊下には作りつけの本だな、寝室に小さな本だながあります。
本があることが当たり前の空間にしておくと、赤ちゃんも絵本になじみやすいようです。
まとめ
いかがでしたか?
「子どものため」と思って読み聞かせしてもなかなか続かないものです。
それに、読み聞かせをたくさんしても、みんながみんな読書好きになるかというと
そういうこともないので・・・
あんなに読んでやったのに!!って気持ちになると子育てがつらくなってしまうので
「一緒に楽しめればいいなあ」くらいにゆるーく考えて、読み聞かせをしてみてくださいね。