たくさんのすばらしい絵本を描かれている、三浦太郎さんの絵本。
今回はぞうちゃんとねずみちゃんの、おはなしです。
☆MOE絵本屋さん大賞パパママ賞ノミネート作品☆
『ぞうちゃんと ねずみちゃん』のおはなし
おおきいぞうちゃんのお友だちは、ちいさいねずみちゃん。
おおきいぞうちゃんは、ちいさい絵をかきます。
ちいさいねずみちゃんは、おおきな絵をかきます。
おおきいぞうちゃんは、ちいさいボールで遊ぶし、
ちいさいねずみちゃんは、おおきいボールで遊びます。
二匹はとってもなかよし!
こどもポイント
「大きい」「小さい」がパッと分かる、ぞうちゃんとねずみちゃんの体の大きさから始まり、
「大きいぞうちゃん」が小さい絵を描いたり小さいボールで遊んだり。
反対に「小さいねずみちゃんが」大きな絵を描いたり。
シンプルに分かりやすいのか、とっくんが気に入って何度も読んでいます。
また、描いているものが「車」だったり、
遊んでいるものがボールだったりと、子どもたちが好きなものなので、
そこにも目がいくようです。
次男は「くるまー!くるまー!大きいね~小さいね~」と大声で言ってました。
車が出てきたのが、すごくうれしかったみたいです。
おとなポイント 楽しむツボ
シンプルで柔らかい色合いの多い、三浦太郎さんの絵本。
よく知られているものだと、
こちらや
こちら。
どっちも子どもたちが大好きな絵本です。
特に0才から2才頃によく読む絵本で出会う、三浦太郎さん。
見ているとなんだかホッとします。
この『ぞうちゃんと ねずみちゃん』も、二匹のシンプルで
可愛らしい動きが子どもたちと重なります。
ぞうちゃんとねずみちゃんが相撲をするのですが、
ねずみちゃんがコチョコチョとくすぐる様子を見て、とっくんも私をコチョコチョ。
一緒になっておすもうを取って、わざとこちらが負けると大喜び。
大きい、小さいを分かることよりも、
こんなに大きさが違っても仲良しなんだな。
一緒にあそべるって楽しいんだな。
と、感じれる絵本なんだなと思いました。
お友だちと一緒に遊べるようになるのはもう少し先の、次男。
まだまだ宇宙語が多くて「バシュね、〇☆*#…♪!●?・*ね~♪」と、こんな感じで
話していて。
他の人だと、なかなかコミュニケーションが成立しません。
まだまだこれから。
いつかこんな風に、一緒に遊べるお友だちができるのを楽しみにしています。