【最新版】東大生が小学生時代に読んだ本【プレジデントFamily2020年秋号より】

当ブログで、もうずっと人気記事第1位なのがこの記事↓

2018年発行の雑誌のレビューなのですが、お子さんを本好きにしたいという方からの
アクセスが多いのかな?
2020年10月現在でも、不動の人気記事第一位です。
読んでいただき、ありがとうございます^^

この「東大生が小学生時代に読んだ本」の特集は、昨年・今年とややサイズダウンはしていますが、
特集として組まれています。
読書の秋ですね^^

ということで、2020年版の「東大生が小学生時代に読んだ本」のレビューをしていきたいと思います!

目次

東大生が小学生時代に読んだ本2020 BEST3

1位 ハリーポッターシリーズ

2018年のアンケートでもそうでしたが、ハリーポッターをおすすめしたい東大生多いですね。
ファンタジーの長編で一大ブームとなったシリーズだけに、読んでいる方は多いと思います。

うちの読書好き長男は、なぜか読まないんですよ。
ファンタジー大好きなんだけど・・・。
長男が好きなのは、こちら。

以前、映画化もされたようですね。
このシーズン1の他にシーズン2・シーズン3とあり、現在シーズン3を読んでいます。

2位 日本の歴史シリーズ

学習まんが、おもしろいですよね!
まんがだとハードルが下がるので、歴史も楽しく学べます。

こういう歴史上の人物を主人公にしたマンガもおもしろくて、長男もよく読んでいます。

3位 数の悪魔

数学の世界の不思議と面白さを解き明かしていく先生は、悪魔。
10歳くらいから楽しめます。
私、以前に読もうとして意味がよくわからなくて挫折したんです^^;
この秋は再チャレンジしてみます!


6位、7位には星新一さんの短編、上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』、各出版社が出している「三国志」、
ぼくらの七日間戦争を代表とする「ぼくら」シリーズ、
ずっこけ三人組のシリーズなどなど。
2018年版と同じ本もたくさんランクインしていました。

名作

『小公女』

私くらいの年代(アラフォー)は、アニメ「小公女セーラ」を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
イギリス領であったインドの資産家の娘、セーラ・クルーは、7歳でイギリスに帰国し、
寄宿舎のある学校へ入学します。
その優しい性格から人気者となるセーラですが、11歳の誕生日バーティ―を行っているところに
父親の訃報と事業の破綻の知らせが届きます。
学費などが払えなくなったと考えた学院長は、セーラを生徒ではなく使用人にしてしまい、
屋根裏部屋に住まわせてこき使うように・・・。

辛い状況でも優しい心を忘れず強く生きる主人公が魅力的。

セーラみたいなすてきな女の子になりたいと思ったものです。

(文一2年・女)ープレジデントファミリー2020年秋 p66より

『長くつ下のピッピ』


ママは亡くなり、船長のパパは海で大嵐にあい行方不明。
サルのニルソンさんと馬と一緒に「ごたごた荘」で暮らしています。
自由に強く生きるピッピ。


この本は、昔、長男とお風呂に入っている時に最初の20ページくらいを読みました。
続きはお風呂から上がって、長男が一人で読んでいました♪

クッキーを床で作ったり、左右違うくつ下をはいたり自由なピッピが大好きだった。
思うがままに生きてほしいです!

(教養学部4年・女)-プレジデントファミリー 2020年秋 p66より

『南総里見八犬伝』

里見家にかけられた呪いを破るために生まれた八人の剣士の友情、呪いとの戦いを描きます。
江戸時代に書かれた長編小説です。

長男は小3か小4あたりではまり、読んでいました。
下記が長男が読んでいた偕成社のもの↓。

いろんな出版社から出ていますので、絵の好みや文章の読みやすさなどで選んでもいいと思います。

いわゆる武士の時代がどういう世界で、どういう生き方をしていたのかということを学べました。
話も面白いです。歴史の理解にとても役立ちました。

(文三2年・男)-プレジデントファミリー 2020年秋 p66より
長男のアイコン画像長男

舞台になっている時代は違うけど、鬼滅の刃に少し似ているかも。
鬼滅の刃が好きな子は読みやすいと思うよ!

冒険・ファンタジー

『エルマーのぼうけん』

こちらは前回の2018年のアンケートでも上位に入っていた『エルマーのぼうけん』。
エルマー・エレベーターという男の子が竜を助けに行く冒険ものがたり。
5歳くらいから楽しめます。
エルマーが食べるみかんやチョコレートを想像するだけでよだれが・・・。

とにかくワクワクして読むことができる。
長さがちょうどいいので、絵本から本への移行期に最適だと思う。

(農学部3年・女)-プレジデントファミリー 2020年秋 p67より

『魔法の庭ものがたり』シリーズ

主人公ジャレットはふつうの女の子。
ところがある日不思議な手紙が届き、ハーブ魔女トパーズの家を相続できることになったのです。
あんびる先生の本は、まず絵がかわいらしくて目をひきますね。
お話もよく考えられていて、人気のシリーズです。

『はてしない物語』

ファンタジー小説の最高峰、『はてしない物語』。
主人公バスチアンがあかがね色の本を読むうちに、本の中の国ファンタージエンに吸い込まれ、
ファンタージエンを救っていくお話。

お話もさることながら、通常版(と言えばいいのかな?)装丁が素晴らしいです。
お話と同じ、あかがね色の美しい装丁になっています。

家族・成長物語

『きよしこ』

少年の名前はきよし。いつも独りぼっちの、どこにでもいるような少年。
でも、きよしは吃音があり、言いたいことがいつも言えなかった。
くやしい思いをしていたきよしは、あるクリスマスの夜に出会った
不思議な少年「きよしこ」に言われる。
伝わるよ・・・きっと・・・。

重松清さんの作品は中学入試に出ることが多いらしく、読んでいる東大生も多いのかなと
思いますが、繊細な表現が私も大好きな作家さんの一人です。

『キケン』

ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル、「機械制御研究部」。
略して【キケン】。部長の上野君と副部長の大神君に率いられたこのサークルの日々の活動や
大学生活が描かれています。
男子大学生ってこんなんなんだ~!!と面白く読める本ですが、
小学生にはちょっと難しいかも?!

『こども電車』

”午後9時。こども電車の最終電車が発車する。こども電車はこどもの夢や希望を運ぶ電車。
こどもならだれでも乗れるはずなのに、いつしかこども電車に乗れなくなる子がいる。
本当の自分をいつわっている子。心に傷を負っている子。こども電車は今日も走り続ける。
一人でも多くのこどもを乗せるために。”
(Google Booksより)

私も先日読みました。
ケンカ、いじめなどの子供達にとって身近な問題が絡んだお話で、
ちょっと切ない気持ちにもなるけれど、読みやすくて物語にどんどん引き込まれていきます。

推理・ミステリー・ノンフィクションなど

『怪人二十面相』

名探偵明智小五郎の助手、小林少年をはじめとする少年探偵団の活躍を描く探偵小説。

分量・話の展開ともに読みやすく、読書の入門としておすすめ。

(法学部3年・男)-プレジデントファミリー 2020年秋 p69よりー

ホームズや名探偵ポワロなども男の子には人気ですが、探偵ものはドキドキして
先へ先へと読み進めたくなりますよね♪

『空想科学読本』

空想科学研究所の柳田理科雄さんが書いています。

科学的に考えたら、それってどうなの?!という疑問を空想してみる本。
もともとは大人向け(だったかな?)
現在定期的に発行されていて大人気なのは、ジュニア空想科学読本。うちの長男も大ファンです。

最新刊では、ヒーローの必殺技のパワーってどのくらいすごいの?
絵本に出てくる大きいお菓子を実際に作れる?などの疑問を考えていきます。

『算数おもしろ大事典IQ』

・数字を使わずに数を数えるには
・インド人のすばらしい発明
・0より小さな数がある
・どこまでいっても終わらない数

などの算数に関するおもしろエピソード満載の事典。
うちにも似たような事典がありますが、
読み物としても面白いです!

解説は、現役東大生!

今回の特集で興味深いのは、解説してくださっている「Yondemy」という会社の方々。
なんと、現役東大生が中心となって構成されている会社です!

今号の特集では、このYondemyの方が読書のコツをいろいろアドバイスしてくださっています。
いくつか見てみましょう。

多ジャンルを読もう

子供に身近な小説だけではなく、科学物や歴史物など、いろいろなジャンルを読んでいるのが
東大生の読書の特徴だと思います。

Yondemy代表笹沼颯太さん ープレジデントファミリー 2020年秋 p66よりー

読書量が多く、またさまざまな分野の本を読むほど学力が伸びる、というベネッセの調査結果もあるそうで、
たくさんのジャンルの本を読めるというのは学力にも関係してくるのですね。
確かに、いろんな刺激を受けそう!
イヤイヤ読む必要はないと思いますが、好きなジャンルなら読むよ!というお子さんには、
普段読まないようなジャンルの本もしれっと本棚に置いておくといいですね。

うちでは、普段読まないジャンルの本は、
・本人が嫌いではないテーマで挿し絵が多くて読みやすいもの1冊
・挿し絵が少なく、でも字が大きめで読みやすいもの1冊
・ベストセラー、ロングセラーのもの1冊
というような感じで、同じ内容の本でも3種類くらい置いてみたりしています。

また、『かがみの孤城』おすすめしてみたものの、手に取らなかった時は、
私も気になっていたコミック版を購入してみたところ、コミック版は読んでいました。
原作もそのうち読むかもしれないです♪
マンガから入るのもおすすめです!

出会うタイミングが大事

本との出会いはタイミングが大事。
早く与えすぎると、いい本もつまらなく思えてしまうかもしれません。
下手したら読書自体を嫌いになってしまうかも。

Yondemy マーケティング部 鈴木健一郎さん-プレジデントファミリー 2020年秋 p67よりー

私も、タイミングって大事だなと思います。
絵本の読み聞かせ、幼年童話、児童書と、この11年ほど楽しんできましたが、
どっちかというと「早すぎ」がタイミング悪かったなと思いますね。
逆に「遅すぎる」ということはないように思います。

特に、名作・ロングセラー・昔話などは楽しめるような年齢以降になると
大人になって初めて読んだとしても面白いと感じるものが多いですし、
小さい頃は「こわい」と思っていたけど、中学生になって読んだらこわいだけじゃなかった!
というお話もあるんじゃないかと思います。

小さいころにたくさん読めなかった・・・もう遅いかな・・・という
パパさんママさんもいらっしゃるかと思いますが、
本を楽しむのに遅いことはありません。
今からでもぜひ楽しんでみてください♪

ちなみに私が『3匹のこぶた』の元のお話を初めて読んだのは、長男が5歳くらいのころ。
衝撃の結末でした・・・!面白かった!

親も一緒に読もう

本についての会話が生まれるのです。
子供に本の感想を聞いても『面白かった』しか返ってこないという話をよく聞きますが、
親も読んでいれば『お母さんは登場人物の〇〇が好き』
『あの場面泣いちゃったよね』などと会話も広がります。

Yondemy代表笹沼颯太さん ープレジデントファミリー 2020年秋 p68よりー

我が家でもよく感想を話しています。
選書は、親も子も気に入るジャンルから入るのがおすすめです!
思春期になると「そういうの嫌」「うざい」と言われるようになりましたが、
小学校4年生くらいまでは、「そうそう、あの登場人物いいよね!」という会話、楽しいですよ^^
最近はコミックの好きな場面を引用して、親子でニヤリと笑ったりしています。

また、

注意したいのは、親が読ませたい本と子供が読みたい本は違うということ。
また、子供が大好きで楽しんでいる本や漫画をくだらないとか幼いと断ずるのもダメ。
「ライトノベルしか読まないで東大に入った人もいます。
読書は本来、楽しむためのもの。
ためになるからと興味のない本を与えても逆効果です。

Yondemy代表笹沼颯太さん ープレジデントファミリー 2020年秋 p68よりー

上記で書かれていることは、私が子どもと本を楽しむ時に、一番気をつけていることです。

以前インスタグラムで、自分の読ませたい本ではない本(お〇りたんてい)を
持ってきたお子さんに「そんなの買わないよって言った。くだらない!」という趣旨のことを
書いていた方がいらっしゃって、何となく淋しさを感じました。
お子さんをどんな風にお育てになるか、それはご家庭の方針があると思います。
でも、自分の好きなもの・趣味などを「くだらない」と言われたら、どんな気持ちになるのか。
私だったらすごく悲しいなと思います。

我が家の場合ですが、本屋さんに一緒に行った時は、
すでに持っている本以外は「これ」と持ってきた本は、「これね」と購入しています。

一緒に読みたいと言えば読みます。
一緒に楽しめるって素敵だなと思います。

でも、何でもかんでも一緒に読むかというとそうでもなくて、
私は「この本読んで」と言われて、自分に余裕がなかったり、あんまり好きではない本は
読み聞かせしないことあります^^;

親だからとか子どもだからとかじゃなくて、
お互いの気持ちを尊重して、これからも読書を楽しんでいきたいです。

まとめ

解説も現役東大生だった今回の特集。
前回の2018年版よりも、より今の子どもたちが読んでいる本と
共通した本が増えたなあという印象でした。
そして、変わらないのは、「勉強のためではなく、楽しみのために読む」という姿勢でした。

読書の秋。
親も子も、みんなで本を楽しみましょう^^

2018年版のレビューはこちら↓↓↓

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